スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

琵琶湖物語⑨純正琵琶湖仕様のチラシ鈎

2008年5月18日、天候晴れ時々薄曇。朝方涼しいが陽が上がると汗ばむほどの暑さ。

大潮 12時30分に潮は上げ止まり。8時過ぎより上げ潮の中、多景島ちょい沖水深50メートルラインから北上し、60超メートルラインまでを流す。

琵琶湖ぐらい大きな湖になると、もうこれ海みたいなもので潮の満ち引きがある。仲間内でも今潮止まっているとか、潮が動き出したとか普通に言っている。釣果にも当然影響が現れるので、潮位の話はちょくちょくしている。

琵琶湖の干満

無風でベタ凪の遥か沖、もう水の砂漠の様な周囲広大なポイントでじっと停船していると、波の高さは低いが凡そ真っ直ぐの地平性まで続いているような長い長い波が、水が溢れてこちらに寄せて来た様に見える波が、突然静かにもぁっとやってくる。ボートがふわと揺れるのだが、周囲全周見渡しても船一艘見当たらない。そしてしばらくすると、またもあと同じ様な波が断続的に静かに寄せて来る。そういう不思議な現象を見られることがあるよ。

ダウンリガー28メートルとレッドコア8色でヒットするところから、上と下にしかいない感じ。上には35センチ以下の中小サイズが、下には45センチ以上の良型ビワマスが釣れる。

ヒットルアーは午前中は、アワビや夜光の貝スプーンがよく牛ツノはぱっとしないが、午後からは逆に牛ツノがずっと良かった。最初は定番の5センチサイズから始めたが、小物が多いことから7センチ、8センチまでサイズアップしたが、釣果は変わらず安定的で良かった。

ダウンリガーのタナは28メートルから37メートルまで幅が刻々と変わるが、レッドコアの8色は終日ヒットが続く。上の層はタナが一定で釣果も安定していた。

この釣り ( ビワマス・トローリング ) のキモの一つはフックだと思う。高いロッドやリールなんて不要だ。レッドコアから先、特にフックとその仕掛けに尽きるね。

フックはビワマスの喰いつきの特徴に合わせることが肝心。ビワマスは頭から激しく喰いつくのではなく、水と一緒に吸い込むように喰いつくみたいだ。

また70センチクラスもヒットするので、パワーで伸ばされないように鈎自体が強固である必要あり。鈎の性質としは、大きい鈎は掛りにくいが外れにくい、小さい鈎は掛りやすいが外れやすく伸ばされやすい。

そういうこと言うと極小鈎を3連や4連にしたりして、刺さりやすさを享受しつつ鈎穴が広がっても残りが掛っている確率アップや、力を分散して伸ばされないような、両得を狙うチラシ鈎もあるがあんまりお勧めしないな、メリットよりバランス悪さのデメリットが目立つ気がする。ミッヂで山女魚釣っているわけじゃないから。

フックの強度と吸い込みやすさの2点を満たすために、海釣りでも対応可能な小ぶりの太軸鈎を、やわらかなハリスで長めにして吸い込みやすいチラシ鈎にするのだ。ここまでは最近の琵琶湖トローラーも知られてきているようだが、もう一歩突き進めた話をしてみよう。

同じサイズ・性能のチラシ鈎を寸分違わず律義に量産しない。鈎のサイズ、ハリスの太さ・長さ、鈎同士の段差の長さを適当にばらばらにして、正に散らして製造する。様々なパターンを取り揃えておくのである。

そしてチラシ鈎は、現場で使おうとするルアーの目的に合わせて、チョイスして装着する。釣行前の自室で適当にこのアワビスプーンにはこのチラシ鈎とか付けない。

例えば新しく購入した金属製28mmスプーン。今度琵琶湖でヨコエビの時期に使おうと思って、J屋のワゴンの安売りで購入したとする。実際380円だったと思う。付属の管釣フックは要なしなので取り外しておく。現場でチラシ鈎と組み立てるのだが、先ずヨコエビが1匹でいるわけないし、28mmスプーンを素曳きするにはアピール度が弱すぎることから、ドジャー仕掛けとする。

ドジャー仕掛けではドジャーからのハリスの長さがキモなのだが、ヨコエビが時速4キロとかでびゅンびゅン遊泳しているわけないし、車エビみたいにピンピン跳ねているとも考えにくく、水中にゆっくり漂っている、ゆっくり沈降したらふぁふぁと浮き上がったりとか。そう想像すると低速曳きでルアーを激しく振り回さない、もちろんルアーが回転なんてしない、ふわふわ小さくアクションするために必要な「ドジャー」「ハリスの長さ」「チラシ鈎」を、実際にボートの横で曳きながら目視して、それぞれをセッティングするのだよ。

チラシ鈎ヨコエビ仕様

本当に釣る人はここまでやるんだよ。もちろんここで意図する用途のためのアクションで決まったチラシ鈎は、その用途で使用する限りチラシ鈎は付けたままでよい。これは正にスイムテスト済み、品質保証てことだ。

さらに話を進める。同じこの28mmスプーンでイサザみたいな小さなベイトのパターンと意図した場合、今度は小魚なのでさっきよりきびきびしたアクションに成るだろうし、さっきより早い遊泳速度だろうし、そうするとさっきより大きいドジャーが使用できると集魚力がアップできるメリットが出るかとか云々考えると、ドジャーサイズを交換してハリスを少し短めにして、チラシ鈎も回転しない程度のアクションが出やすい長さや段差にいろいろ替えてみて調整する。

そうしてこのように調整されたハリス付きのスプーンは同じスプーンだったが、見た目はよく似ているが用途では違うタイプのルアー(ベイト仕様)に変身していることになる。一粒で二度美味しいわけ。

チラシ鈎/ミノー仕様

ついでだがドジャーは回転させない。フラッシャーは2秒に1回転ぐらいの大らかなスピード。ヒメペラは特殊。ヒメマスに似たアメリカのコカニーの集魚板は、時計の振子みたいな形状のペラがくるくる回転させるが、和風は回転させない。ヒメペラはドジャーの様にゆらゆら泳がせて、時たまぐるりんと1回転する速度で曳くのが極意。さらに言えばおにぎり型の頭側を僅かにS字に潰しておくと、回転しにくくなる。

このたまに回転するぐらいの曳きの速度は、ぶっちゃけ時速2キロ以下。故にヒメトロはデットスローなんです。調整悪いエンジンだとそこまで速度が落とせないため、逆曳き(バックで曳く)したり、両舷にバケツを引きずって減速させる裏技がある。ただし湖が荒れたら即中止すること、一発で転覆する。

で釣師朗御自慢のヒメペラ仕掛け、純銀メッキ銅製中禅寺湖型ペラ3連+0/0/0銀箔ドジャーで、琵琶湖を何回か曳いたが、極めて効率悪いていうか、気が狂いそうになったので止めた。だってあの広大な琵琶湖を時速1キロ台で曳くんだよ。相当の精神修行だ。

釣師朗は時速5キロまでは普通に曳く。常用は3.5キロ前後かな。で5キロの速曳きだとこれでアクションするスプーンかミノーの、素直に素曳きにしている。特に遠くのポイントに移動するときは仕掛け上げて全速で移動か、行き掛けの駄賃狙いで速曳きにする。

さて終日飽きない程度にヒットが続くが、2時から3時ごろまではヒットが遠のく。風で水面が揺れたり、薄曇になるとヒット率が上がる気がした。

3時過ぎからは良型が浮き出してダウンリガーには当らず、8色にコンスタントに当りだす。

このときは大き目の牛ツノが断然ヒット率高かった。

沖のど真ん中水深90メートルラインの一発大物コースを流すが、大物は出なかったが良型はぽつぽつ出た。

釣果は2人で2ダースちょっとで、最大はダウンリガーのアワビ58センチ。バラシを入れると30数本以上。58センチを頭に50オーバーが数本、40センチ級がアベレイジ、小物も結構多かった。漁師じゃないので自分が食べる分だけ持ち帰ることにした。だいたい高速バス釣行なんで、でかいクーラーを持てない。

大名だと手ぶらで東京からやって来て、ガイドにばっちり釣らせてもらって、ぴちぴちのビワマスをチルド便で東京に発送して、自分は新幹線のグリーンで帰京なんだろな。自分は行きは高速バス+JR湖西線、帰りはこだまだな。

普通のコンディションであれば、釣果はやはり竿2本で1ダース(12本)が一つの目安(定数)だと思う。竿2本で1ダースいかない日は、そういう人は、何かが根本的に間違っていると考え直した方が良いと思う。コンスタントに1ダース釣れるようになったら、ビワマス・トローリングのトローラーとして一人前だと思うな。先ずはここを目指したい。実際自分そうだったし。

なんかこういう暗黙の一人前、さらには上級者みたいなのが、各湖にあるようで、例えば芦ノ湖のヒメトロは定数釣れて一人前とか、上手なヒメトロ師だと9時ごろに上がってくるし、最近は知らんがシーズン中サクラ2本以上釣るとか、福井に写真飾ってあるとか。銀山湖だとバッジ持っているとか、60オーバー揚げているとか。支笏湖だと80で一人前、100釣って名人とかね。なんかこう自他ともに認める、誰かが言い出したわけではないが、なんかあるのよね。

さてウグイは1本もなし。 連中のタナがずっと浅いと思われる。 小物対策に大きいルアーと鈎が必要か。

今回は夜光はあまりよくなく、午前中のアワビと午後の牛ツノだった。

追伸だが、最後の水深90mラインの風車沖から、さらに北へ5km進んだ地点で、70オーバー5kg級の大物が出たそうだ。 揚げるのに40分だった由。

なぜ釣師朗に来ん!
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
プロフィール

choshiro

Author:choshiro
釣師朗 (ちょうしろう)
マス類の70オーバー(管釣は除く)はないけれど、60オーバーは数本揚げている程度の自称”大物レイトロ師” 写真の獲物は琵琶湖のビワマス。しかしその実態は小物得意のヒメトロ師だ。
家計の足しに東京湾にも出漁するが、アジ・サバ・キスと典型的な東京湾サンデー小物師。銀山・中禅寺は苦手。芦ノ湖、琵琶湖は好き。ルアーの宗派は天然貝教清貧派の模範的な信者。ビックミノーやバブリーな釣り道具は使わない、いや買えない。
千葉県にあっても”東京”ディズニーランドのある浦安市在住。年齢は平均寿命の半分をとっくに過ぎたねて感じ。大病もしたし後何回釣り出来るかなて思う今日この頃てか。

カテゴリ
カウンター
リンク
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
趣味・実用
7163位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
釣り・フィッシング
846位
アクセスランキングを見る>>
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。