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レイクトローラーの掟

<<<元祖釣技旅団にあったパロディーネタ、矢口先生のマタギの漫画より>>>

古来秋田阿仁にはマタギと呼ばれる信心深いの狩りのプロ集団がいた。神の住む山に入る彼らには独特の作法や厳しい掟があった。


「マタギらには数々の山の掟が、禁忌がある。なかでも白狐、白鹿、皆黒等の珍種は神の使者であるとして、獲ることを禁じている。勿論山の神の祟りを畏れたからであるが、もし誤って撃ってしまったら、その時から二度と鉄砲を持つことを許されない。これをタテをおさめると言う。(マタギ列伝)」


これと同じように古来日本各地の湖にはレイクトローラーと呼ばれる信心深い漁のプロ集団がいた。神の住む湖に入る彼らには独特の作法や厳しい掟があった。


「レイクトローラーらには数々の湖の掟が、禁忌がある。なかでも赤腹、丸鰭虹鱒、小桜等の珍種は神の使者であるとして、獲ることを禁じている。勿論湖の神の祟りを畏れたからであるが、もし誤って釣ってしまったら、その時から二度と竿を持つことを許されない。これをハリをおさめると言う。(トローラー列伝)」


白狐、白鹿は読んで字のごとく真っ白な狐や鹿である。皆黒(ミナグロ)とは首元に月の輪がない全身真っ黒のツキノワグマのことである。

何れも滅多に見ることがない珍種であり、信心深いマタギたちは山の神の使いと畏れたのである。

因みに顔黒(ガングロ)とは渋谷周辺に生息する珍獣であるが、東京都の害獣指定を受けており、景観保全のため年間数十頭が駆除されている。(嘘)

さて湖の神の使いである赤腹(アカハラ)とは、現代で言うところのウグイのことである。独特の引き味から老練なトローラーはすばやくそれを悟り、その姿を見る前に釣り糸を切って神の祟りを避ける。

丸鰭虹鱒(マルビレニジマス)はなぜか尾鰭が団扇のように丸くなった珍種であり、解禁当初の春先に湾内で多く見られる。通常は25センチ前後の大きさであるが、時には60センチもの大物や茶鱒にも現れる。

しかし何れの場合でも尾鰭が丸い場合は同類の珍種、神の使いとして畏れられている。

小桜(コザクラ)とは桜鱒の未成熟魚のことであるが、神の使いと言うよりは、大昔のトローラーたちが湖の恵みを有効に利用する感謝の心から、神の使いとして崇めたのが本当の理由だと言われている。

また神の使いではないが、得体の知れないただ重たいだけの魚信は、古来より不吉なものとして忌み嫌われている。そのため老練なトローラーはすばやくそれを悟り、その姿を見る前に釣り糸を切って難を逃れる。


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choshiro

Author:choshiro
釣師朗 (ちょうしろう)
マス類の70オーバー(管釣は除く)はないけれど、60オーバーは数本揚げている程度の自称”大物レイトロ師” 写真の獲物は琵琶湖のビワマス。しかしその実態は小物得意のヒメトロ師だ。
家計の足しに東京湾にも出漁するが、アジ・サバ・キスと典型的な東京湾サンデー小物師。銀山・中禅寺は苦手。芦ノ湖、琵琶湖は好き。ルアーの宗派は天然貝教清貧派の模範的な信者。ビックミノーやバブリーな釣り道具は使わない、いや買えない。
千葉県にあっても”東京”ディズニーランドのある浦安市在住。年齢は平均寿命の半分をとっくに過ぎたねて感じ。大病もしたし後何回釣り出来るかなて思う今日この頃てか。

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